問題はそうじゃない

ちょっと前に話題になった
『保育園落ちた。日本死ね』
のツイート。
これって発信者のリアルな思いだよね。
ただ残念なことに
このツイートの尻馬に乗っかって
外野が騒ぐのは如何なものかと…
この類の尻馬に乗っかる人って
要するにかまってちゃんなんだと思ったりする。
そう…自分に注目して欲しいタイプ。

確かに今の保育園への入園制度は
余りに現実的じゃない。
私事だけれど
最初の離婚して
子供2人抱えて生きていかなきゃいけない時。
市役所にて保育園入園の申請に行った時、
まあ確かに3月ってこともあったんだけれど
担当職員に平然とこう言われた。
「4月からなら大丈夫かもしれませんが…」
は〜っ…それじゃ母子3人、
どうやって暮らしていけば良いのですかね〜
市がその間扶養してくれるんでしょうか?
と、丁重にお尋ねしてみた(笑)
お陰様で4月から入園出来たのだが…。

私が子供の頃は
この国は今よりも経済的には
弱い国だった。
でも…
大半の家庭で母親は
子供がある程度の年齢になるまでは
『生活のために』働かなくてもよかった。
父親の給与だけで暮らしていけたのだ。
あの頃より裕福になったはずのこの国で
何故母親たちは生活のために
外で働かなくてはいけないのだろうか。
問題は、
保育園の数では無くて
働かなくては生活ができない
経済状況ではないのだろうか。
残念ながら大企業の為に政策だったね。
貧富の差が大きくなっただけ。
私も含め
有権者は賢くならなくっちゃいけない。