パリ、テロ事件に思う。

先ず最初にお断りしておくが
私はテロを否定する立場だ。
宗教と政治の話は
非常にセンシティブになるのだけれど
今回のパリのテロ事件はある意味
『起こるべくして起きた』
事件じゃ無いのかなと思う。
TVのニュースでも
「今起きた事件の側面」だけしか捉えていない。
これってフランス政府が
シリアへの空爆にYesと
言ったからだけじゃ無いと思う。
例えばフランスの植民地支配。
まあベルギー
っていうかレオポルドの植民地だった
「コンゴ自由国」よりはマシだったようだけれど
酷かったのは否めない。
コンゴキンシャサ
ボカサやアミンのような独裁者の後ろ盾をし
国民を抑圧させ
豊富な天然資源からの利益を享受していたのは
旧宗主国のフランスだ。
武器製造及び輸出大国であるのも周知の事実だ。
要するに…
テロに走る輩からの怨みを受けても
ある意味仕方ない国なんじゃ無いのかと…

でもねやっぱりテロは
やっちゃいけないことだ。
どんな宗教やイデオロギー
『生命』より重たいものは無い。
『生命』を代償に何かを迫る
宗教やイデオロギーは、
それは決して正義ではない。
そんなものはまやかしだ。

今回の事件に遭遇された方々全ての
心が穏やかでありますように…