動物愛護ファシズム

鬼怒川の堤防決壊、
今TVニュースで中継映像
見ているんだけれど
予想以上に悲惨な状況で驚いている。
救助を待っていらっしゃる方々、
救助をされている方々
その全ての方々が無事でありますように…

facebookのあるグループで
こんな意見が書かれていた。
TVニュースの映像を見ての
感想なのだろうが。
曰く
「川辺で取り残された犬の映像を撮る暇があるなら
何で犬たちを救助しないのか」
ああ〜いかん。
なんて頭の悪い人なのだろうか。
二次災害って日本語を知らないのだろうか。
TVクルーがあの濁流の中
犬を助けに行けると
本気で思っているのだろうか。
何を最優先すべきなのか
理解しているのであろうか。
素人の安っぽいヒロイズムが
どれほどプロの足を引っ張るのか
分からないのであろうか。

生命に優劣が無いのはわかる。
が、しかし…
優先すべきは人間なのだ。
今最も優先されなければいけ無いのは
助けを求めている人間なのだ。
そんな基本的な事すら理解出来ず
『犬や猫が』『動物達が』などと言う輩は
私から見たら
動物愛護ファシストでしか無い。
正直、この類の人達は
『自己愛』や『自己陶酔』で動物愛護を
声高に叫んでいるように思えて仕方ない。
本当にTV画面に映っている犬を助けたいなら
facebookに文句書き連ねる前に
自分が動けよと言いたい。
まあ、
「その場所に行くまで時間がかかる」
とかなんとかのエクスキューズを
言い出すんだろうけれどね(笑)
とりあえずは…
上から目線で意見を押し付けるのだけは
やめて欲しいもんだ。

繰り返しになってしまうが
救助を待たれている方々
救助に携わっていらっしゃる方々
その全ての方々が無事でありますように。